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営業に向いてない性格って?甘え?どう対処すべきか。

営業職だけど、向いてない気がする。全然契約がとれなくて落ち込むし、上司からも怒られる毎日…。根本的に、営業ができない性格なのでは?でもこれって、甘えなのかな…。

こんなお悩みを解決します。

この記事の内容

・営業は種類にもよるが、厳しい仕事なので、辞めたいと思う人は多い。
・営業に向いてない性格とは?
・営業に向いてないと思ったら、どうすればいい?

この記事の信憑性

この記事を書いているRINは、東大卒、就職支援NPOに属していた就活マニアで、現在は新規事業立ち上げチームにて色んな職種をまるっと経験しています。ライター等の副業もしているサラリーマン兼個人事業主です。

自他ともに認める超絶陰キャですが、なんと初期配属は営業でした。

頭脳を活かした仕事がしたいし、しかも陰キャなのに、なんていうミスマッチ配属なんだ!

こんな生意気なことを想っていました(笑)

人と話すのがとても苦手なので、夜ボロボロ泣くほど仕事が嫌いでした。

しかし、新卒ながらなんとか十年プレイヤーのトップセールスと同等の成果をあげることができるようになり、他の仕事も任されるようになったので、営業嫌いな気持ちも、そこから立ち直る方法も知っています。

営業に向いていない性格はあるのか、そして営業は向いてないんじゃないかと思ったときにとるべき方法とは何か?お伝えしていきます。

ではさ、早速始めましょう!

営業に向いてないと悩むのは当たり前

実は、営業を辞めたいと思う人は多い

営業は、成果がはっきりと目に見えますし、どうしても人とトラブルが起こってしまうこともある仕事です。

そのため、営業を辞めたいと思う人も実は多いです。

日本労働調査組合の調査によると、現営業職で、「営業辞めたい」と思っている人は約六割という結果がでています。

実際に営業職を辞めたいと思う人は過半数以上ということです。

営業に向いていない性格もある

どの仕事にも向き不向きがあるように、営業職にも向かない性格というものはあります。

性格は、すぐに変えることはできないので、向いていない性格の人が営業を続けるにはストレスが伴います。

もちろん、営業は売上を直接つくる仕事でとても重要な仕事ですし、社長になる人は営業畑出身の人が多いとも言われています。

総合職採用されたなら、ジョブローテーションの一環で、営業は避けて通れない道のこともあります。

でも、そう言われたって、辛いもんは辛いんだよ!!

という思いもあると思うので、向いていない性格をチェックし、自身の「営業適正」を考えてみましょう。

営業に向いてない性格

初対面の相手とうまく話せない

営業では、新規顧客の開拓をすることも多くあります。

その際には初対面の相手と良好な関係を構築するために、良い第一印象を持ってもらう必要があります。

初対面の人とどう話したらいいんだ?コミュ障すぎて会話が続かない…

こんな人は、営業を大変に感じるでしょう。

計画を立てて行動するのが苦手

営業は、相手の都合にあわせてスケジュールを組んでいくことになります。

もちろん、お客様相手ですから、必ず時間通りに進めていかなければなりません。それに、相手都合で時間の変更を要求されることもあります。

午前はAさんの質問に回答して、13時から社内MTGで…
14時からはB社と商談だ…え、C社の商談今日にしてほしい!?空いてる時間どこ!?

相手の都合に合わせながら、かつ自分の他の仕事もこなしていかなければなりません。

かなりバタバタすることもあるので、無理ない計画をたて、予定変更があっても冷静に対処できないと、営業を大変に感じてしまいます。

気持ちの切り替えが苦手

営業では、時に怒られることもあります。人に怒られたら誰だって凹みます。

ただ、営業では怒られたそのすぐ後にも顧客の相手をしにいくこともありますし、辛いと思っても、明日も営業は続きます。

その時に落ち込んだままでは、次の顧客にもうまく対応することができなくなります。

めっちゃ怒られた…辛い、もう辞めたい。次の訪問だって行きたくない…絶望…

気持ちの切り替えができないと、負の感情を引きずったまま仕事をすることになります。パフォーマンスが下がるのは明らかでしょう。

アピールするのが苦手

営業では、商品やサービスのよさを相手に伝わるように話す必要があります。

「この商品を買ったらどんなことが起こるのか」「他社と比べての良さは」「どうして今買った方がいいのか」このようなことを、しっかり伝わるようにアピールしなければなりません。

この人に押し売りしちゃってるかな…なんだか悪い気持ちがする。
嫌な人だって思われたくないな。

売る商品がどんなにいいものであっても、申し訳なさを感じてしまう人は、営業すると心苦しくなってしまいます。

営業向いてないと思ったら、どうすればいい?

自分って営業向いてない性格みたいだ。
じゃあ、どうしたらいいの?

営業に向いてない性格にあてはまっていたら、今の仕事に辛さを感じているということは間違いないでしょう。

では、どのような対策をとっていけばいいのか?

自分を変えるか、環境を変えるかの2種類があります。

優秀な人を真似て、トップセールスになる

まずは同じ職の中で、能力をあげることで辛さを軽減させる方法があります。

営業は単にコミュ力が高いだけで成績があがるわけではありません。故に、コミュニケーションが苦手という性格だからと言って、絶対にトップセールスを目指せないということもありません。

実際、当ブログ運営者のRINも、超絶コミュ障ですが、トップセールスになれました。

成績をあげるためには、まず営業が上手な先輩や同期の真似をすることから始めましょう。

自分のやりやすい勝ちパターンを掴めるようになれば、営業はどんどん楽になっていきます。

そして、成績があがると、顧客に向き合う営業を抜けて、チームマネジメントを任されるなど、結果的に職を変えることにも繋がるでしょう。

社内異動を希望してみる

向いていない仕事を続けると、その人の全力のパフォーマンスが発揮できないことは想像に難くないでしょう。

そのため、会社としても、ミスマッチの状態の社員を放置することは損失となります。配慮してくれるケースもあるでしょう。

まずはやんわり、上司に異動の希望を伝えてみるのも選択肢の一つにいれましょう。

ただし、あまりにマイナスな伝え方をしたり、意見を殺しにくる上司に伝えてしまったりすると、意見が通らないどころか、評価に悪影響を及ぼすこともありますので、注意しましょう。

「営業向いてないです!辛すぎます!異動できなかったら転職を考えます」と感情に任せて言った結果、査定が下げられた経験があります。(成績に全然関係ないけど、心象悪くなったんでしょうね…)

転職する

どうしても今の環境で仕事を続けていくのが難しいと思った場合、転職も視野にいれるべきです。

自分に適性のある仕事かどうか判断するためには、最終的には体験してみるしかありません。

今やっている仕事はたまたま自分に合わなかっただけとも言えますし、あう仕事が今の職場で見つからないのなら、会社を変えるしか手はありません。

注意しないといけないのは、転職先の職業が営業になる可能性がないか、次の職業が本当に自分にあっているのか、考えてから転職することです。

せっかく転職してまた一から営業とか、よく調べないでまた自分に合わない職になったら、それこそ地獄ですよね。

営業は辛いこともある!でも、そう思う気持ちは甘えじゃない。

営業は、数ある職業の中でも、辛いことが多い仕事です。

しかし、それだけの仕事を今までやってきたあなたは、忍耐力も能力も高いですから、現状を分析して、次の行動をしっかり考えることで最善の一手を打てるでしょう。

嫌だと思う気持ちは決して甘えではないので、まずは落ち着いて、自身の振り返りをしてみるのがベストです!

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